【はじめに】
除湿機を探していると、「コンプレッサー式」「デシカント式」「ハイブリッド式」といった言葉を目にすることが多いですが、
それぞれどんな違いがあるのか、初めての方には分かりにくいですよね。
実は、除湿方式を正しく理解することが、失敗しない除湿機選びの最初のステップです。
この記事では、3つの除湿方式の違いをわかりやすく解説し、
あなたに最適な除湿機を選ぶためのポイントをしっかりサポートしていきます。
【1】除湿機にはどんな種類がある?
除湿機は、除湿方法によって次の3つに分類されます。
方式 | 特徴 | 得意な季節 | 主なメリット |
---|---|---|---|
コンプレッサー式 | 空気を冷却して水分を取り除く | 夏・梅雨 | 省エネ性能が高く、ランニングコストが安い |
デシカント式 | 乾燥剤とヒーターを使って除湿 | 冬・低温環境 | 軽量・コンパクトで冬でも安定した除湿 |
ハイブリッド式 | コンプレッサー+デシカントの両方式を自動切替 | 年間通して対応 | 季節を問わず、省エネと除湿力を両立 |
まずはこの分類を押さえておきましょう。
【2】コンプレッサー式除湿機とは?
【仕組み】
コンプレッサー式は、エアコンの除湿と同じ原理で、
空気を冷却し、結露させて水分を取り除きます。
気温が高いほど除湿効率が上がるため、特に夏場に強いのが特徴です。
【メリット】
- 強力な除湿能力(夏・梅雨時期に最適)
- 消費電力が少なく、電気代が安い
- 長時間運転してもコストを抑えられる
【デメリット】
- 気温が低い冬場は除湿性能が低下する
- コンプレッサー動作音が若干大きい(40〜50dB程度/例:図書館内の会話レベル)
【こんな方におすすめ】
・ 夏場の湿気対策・梅雨の室内干しを重視する方
・ 電気代を抑えながら長時間使いたい方
おすすめモデル:アイリスオーヤマ DCE-6515
省エネ性能と静音性を両立した、コスパ抜群の人気モデルです!
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【3】デシカント式除湿機とは?
【仕組み】
デシカント式は、吸湿素材(乾燥剤)に空気中の水分を吸収させ、
ヒーターで乾燥剤を加熱して水分を排出する仕組みです。
気温に左右されず、冬場でも安定した除湿力を発揮します。
【メリット】
- 低温環境でもしっかり除湿できる
- 本体が小型・軽量で扱いやすい
- コンプレッサー音がないため、とても静か(35〜40dB程度/静かな住宅地の夜間レベル)
【デメリット】
- 消費電力が高く、電気代がやや高め(1時間約10〜14円)
- 発熱するため夏場の使用には向かない
【こんな方におすすめ】
・ 冬場でも除湿したい方
・ クローゼットや脱衣所など、小空間で使いたい方
おすすめモデル:アイリスオーヤマ DDD-50E
軽量コンパクト設計で、狭いスペースにもぴったりフィットします!
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【4】ハイブリッド式除湿機とは?
【仕組み】
ハイブリッド式は、室温に応じてコンプレッサー式とデシカント式の運転方式を自動切り替えます。
1台でオールシーズン快適な除湿が可能な、万能型除湿機です。
【メリット】
- 夏も冬も快適な除湿ができる
- 運転モードによって省エネ運転ができる
- 除湿性能とコストバランスに優れている
【デメリット】
- 本体価格がやや高め
- サイズがやや大きい傾向がある
【こんな方におすすめ】
・ 1年中、最適な湿度管理をしたい方
・ 電気代も除湿力も妥協したくない方
おすすめモデル:パナソニック F-YHVX120
衣類乾燥機能も充実、1台で1年中活躍する大人気モデルです!
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【5】各方式の電気代・音の目安比較
方式 | 消費電力目安 | 1時間の電気代(27円/kWh) | 動作音の目安 |
---|---|---|---|
コンプレッサー式 | 約200W | 約5.4円 | 40〜50dB(図書館レベル) |
デシカント式 | 約500W | 約13.5円 | 35〜40dB(静かな住宅街) |
ハイブリッド式 | 約250〜500W | 約6.75〜13.5円 | 40〜45dB(住宅街の昼間レベル) |
【6】まとめ:あなたに最適な除湿機は?
- 夏を中心に使うなら → コンプレッサー式除湿機(アイリスオーヤマ DCE-6515)
- 冬場や狭いスペース重視なら → デシカント式除湿機(アイリスオーヤマ DDD-50E)
- オールシーズン快適を目指すなら → ハイブリッド式除湿機(パナソニック F-YHVX120)
除湿機選びは、単に「除湿力」だけでなく、
「季節」「使う場所」「電気代」「メンテナンスの手間」まで考慮することで、
長く満足できる選択につながります。
あなたの暮らしにぴったり合った除湿機を選び、
一年中快適な湿度環境を手に入れましょ
【除湿機の選び方ガイド|Q&Aコーナー】
【Q1】コンプレッサー式とデシカント式、どちらを選べばいいですか?
A.
使う季節によって選び方が変わります。
夏や梅雨時に使うなら、消費電力が少なく除湿力が強いコンプレッサー式がおすすめです。
一方、冬場や気温の低い時期に使用するなら、デシカント式が適しています。
例えば、夏の湿気対策を重視するなら、省エネ性能にも優れた「アイリスオーヤマ DCE-6515」が非常にバランスの良い選択です。
【Q2】オールシーズン使いたい場合はどの除湿機がいいですか?
A.
季節を問わず一年中使いたいなら、ハイブリッド式が最適です。
室温に応じて運転モードを自動で切り替えるため、夏も冬も快適な湿度管理が可能です。
特におすすめなのは「パナソニック F-YHVX120」。省エネ性と除湿性能のバランスが良く、衣類乾燥機能も充実しています。
これ一台で、一年中快適な室内環境を維持できます。
【Q3】除湿機の電気代はどれくらい違うのでしょうか?
A.
コンプレッサー式は消費電力が比較的低く、1時間あたり約5円前後です。
デシカント式はヒーターを使うため、1時間あたり約13円とやや高めになります。
ハイブリッド式は自動制御により、省エネモード運転時は6〜7円程度に抑えられる場合もあります。
電気代を抑えたい方には、コンプレッサー式の「アイリスオーヤマ DCE-6515」がおすすめです。
【Q4】部屋干しにも使える除湿機はありますか?
A.
衣類乾燥を効率よく行いたい場合、除湿機の「衣類乾燥モード」が重要なポイントになります。
「シャープ CV-N120」は、除湿と同時にプラズマクラスターで部屋干し臭も軽減してくれるため、部屋干しに最適なモデルです。
特に梅雨時期や冬場の洗濯に悩んでいる方には、強くおすすめできます。
【Q5】静かに使いたい場合、どの除湿機が適していますか?
A.
静音性を重視するなら、デシカント式のモデルが向いています。
また、コンプレッサー式の中でも静音設計が進んでいる製品もあります。
「アイリスオーヤマ DCE-6515」は、コンプレッサー式ながら静音性に優れ、夜間や寝室でも安心して使える設計となっています。
寝室で使う除湿機を探している方には非常に適した選択肢です。
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